投稿 2021.10.6
私が転職した際の転職理由例文です。
グラフィックデザイナーからSEへの転職だったのでキャリアチェンジになります。
グラフィックデザイナーからSEへの転職理由 |
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現職でWordPressを扱うことがあり、その過程でPHPの改修を経験しました。 そこでシステム開発に興味を持ち、動画サイトなど見ながら簡単なプログラム作成など勉強を開始しました。 簡単に世界にサービスリリースできるシステム開発の面白さに惹かれ、本格的にシステムエンジニアとして経験を積みたいと思い転職を考えました。 また、個人事業主として在宅ワークをしていましたが、一言も喋らない日もあり、チームでコミュニケーションを取りながら切磋琢磨したいと考え会社に所属したいと考えました。 |
良し悪しは分かりませんが、これで実際に内定を取ることができました。
転職理由で何を伝えるべきなのでしょうか?
採用面談というのは転職理由含めいくつかの質疑応答により合否が決まる、というある意味非常に乱暴なものです。
回答すべきは、転職理由(動機)を伝えるのはもちろんのこと、他の求職者より抜きん出て良い印象を与えるエピソードが必要です。
特にキャリアチェンジの場合は、未経験の転職にあたるので熱意を伝えることが重要だと思います。
ただ単に転職理由を述べるだけでは、転職理由に納得はしつつも「採用したい」とはなりません。
「未経験でも採用したい」と思わせるには、 【本当にそれがやりたいことなんだ】 を伝えることです。
本当にやりたいことであっても言い回しが悪く、伝わらないこともあります。
熱意を伝えるのに大きな声を出したり、演技をしたり、嘘をつく必要はありません。
次の章で「熱意が伝わる転職理由」の作り方を説明します。
私は以下の4ステップで転職理由を作成しました。
キャリアチェンジということは未経験での転職になります。
未経験ということはその仕事をやったことがなく「ただ想像しただけ」の状態です。
「ただ想像しただけ」の状態で、転職理由を語っても熱意を伝えることはできません。
転職理由に説得力を持たせるには経験し、どう思ったのかを語ることです。
もし、システムエンジニア志望であればコードを書いてみる、動かしてみる、ということをしてみてください。
システムエンジニア以外の方でもその分野について勉強する、経験する、ということをしてみてください。
私も実際には、なんとなく「エンジニア面白そうだな、やってみたいな」くらいの気持ちで転職活動を始めました。
そんな「なんとなく」にもそう感じた「きっかけ」がいくつもあるはずです。
例:映画「ソーシャルネットワーキング」を見て自分もサービス開発をやってみたいと思った
WordPressを触ったときにもっと開発ができたら稼げると思った
ブログやSNSをみて自由に働くエンジニアに憧れた
エンジニアの友人の年収を聞いて、自分も同じくらい稼げると思った
思いつく限り書き出してみてください。
書き出した「きっかけ」をポジティブなワードに置き換えていきます。
前:映画「ソーシャルネットワーキング」を見て自分もサービス開発をやってみたいと思った
後:簡単にサービスを世界中に発信できるのが面白そうだと思った
前:WordPressを触ったときにもっと開発ができたら稼げると思った
後:実際に開発を経験し興味を持った
前:ブログやSNSをみて自由に働くエンジニアに憧れた
エンジニアの友人の年収を聞いて、自分も同じくらい稼げると思った
後:学歴や経歴関係なく、PC一つ、実力一つで努力次第で上に行ける世界が魅力
元のワードもネガティブなわけではないですが、映画の固有名詞などは知らない人もいるので省いたり、「稼げる」など世俗的な言葉は「興味を持った」など、当たり障りのないワードに置き換えていきます。
現職でWordPressを扱うことがあり、その過程でPHPの改修を経験しました。
書き出した「きっかけ」から採用した文言です。
「PHP」など具体的なプログラミング言語の名称など入れると会話が広がります。
そこでシステム開発に興味を持ち、動画サイトなど見ながら簡単なプログラム作成など勉強を開始しました。
興味を持って、どう行動したのか、経験したことを追記します。
簡単に世界にサービスリリースできるシステム開発の面白さに惹かれ、本格的にシステムエンジニアとして経験を積みたいと思い転職を考えました。
さらに書き出した「きっかけ」から、どう興味を持ったのか説明しています。
過去、現在、未来の順で書いていくのがコツです。
いかがでしたでしょうか。
正直、私の転職理由が素晴らしいかと言われるとあまり自信はないのですが、
キャリアチェンジ(未経験)の転職で熱意を伝えることが重要なのは
面接官経験もある私としては一つの真実です。
そして熱意を伝えるためには
大きな声や、演技力や嘘は必要ありません。
行動し、それをエピソードとして伝えることで十分伝わります。
むしろ行動しなければ伝えることは難しいと思います。
以上、キャリアチェンジのための転職理由の書き方・作り方でした。
まだ読んでいない方は、こちらも参考にしてください。